
新春のおよろこびを申し上げます。
良き新年をお迎えのことと存じます。
昨年中は並々ならぬご厚情を賜り、厚く御礼申しあげます。
本年も昨年同様、ご指導の程、よろしくお願いい致します。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
上記は年賀状の例文である。
さて、今年も残りわずか、そろそろ年賀状の送り相手の取捨選択を始めなければならない時期である。
古風な昔なじみの人は律儀に毎年、知り合い、知人、友達、親戚、家族から、会社の同僚、お得意先と満遍なく送る人もいるが、年々、年賀状の投函率は減少している。
特に若者の年賀状離れブレーキのイカれたトラックが坂道を転がりおちるように低下しているのが現実である。
以前なにかのテレビで「今年は年賀状をだしますか?」と街頭インタビューをしていた。
ほとんどの若者が出さないと回答してそれぞれがだらだらとテレビ的なコメントを答えていたが、一言でいえばめんどくさいである。
時期も関係するのかもしれない。
年末はどこもかきいれどきで仕事が忙しくなる時でもある。
ハガキを買いに行ったり、デザインを考えるのがめんどくさくなり、一度出さなくなれば、去年ださなかったから今年もと考えるようになる。
若者年賀状離れに待った!をかけるような『超進化系』年賀状が登場
日本郵政グループが提供してる「はがきデザインキット2015」のアプリ版は、スマートフォンやタブレットで年賀状のデザイン作成を行い、投函まで依頼することができるもの。
若者に人気のLINEやSNSを使って年賀状を届けることも可能だ。
日本郵政の「はがきデザインキット」とは、用意された素材からさまざまな用途向けのはがきを手軽に作れるソフトであり、ソフトや1000点の素材を無料で利用できることから人気を集め、2008年の公開(当初は「年賀状デザインキット」)から多くの人に愛用される定番ソフトとなった。
はがきデザインキット2015の使い方
1、 年賀状のテンプレート・素材を選択
アプリをダウンロードして起動すると、はがきのデザインプレートを選択する画面が表示される。
テンプレートは、「注目」「和もの」「カワイイ」「オシャレ」などといったカテゴリ一別に選ぶことができるほか、写真を入れることができるデザイン、入れることができないデザインで分けられている。
2、 印刷する年賀状用紙を選択
デザインテンプレートを確定すると、年賀状を普通紙で作成するか、ふち無し印刷が可能な写真用紙で作成するか選択することができる。
年賀状に写真画像などを入れる場合は、写真用紙で作成のすすめられているが、普通紙は一枚130円、写真用紙は一枚160円となっている。
3、 スタンプやテキストを挿入
用紙を選択すると、テキストやスタンプを挿入する画面が表示される。
テキストは、書体、色、サイズ、配置などを選ぶことができ、スタンプは「LINEキャラクター」「干支」「飾り枠」などのカテゴリー別に用意されている。
文言を修正し、この身のスタンプを挿入したらデザインは完成だ。
4、 写真の挿入
写真を入れることができるテンプレートデザインを選択した場合、写真を挿入する画面が表示される。
写真が入る個所をタップすると、カメラで撮影して追加または撮影済みの写真をスマートフォン内から追加することができる。
5、 デザインした年賀状を注文
スタンプ・テキスト・写真の挿入が終わり、デザインが確定すると、年賀状の注文に進む。
印刷された年賀状を自宅に届けてもらう場合、宛名を入力して直接相手に届けてもらう場合、LINEの友達に送る場合など、五種類の方法から選択することができる。
6、 宛名の入力
印刷した年賀状を直接相手に送る場合、送り先の宛名を入力する画面が表示される。
複数の送り主がある場合は、すべて登録した後支払い手続きに進むようになっている。
LINEでの送付を選択した場合は、まず差出人の情報を入力し、支払い方法を登録。
決済完了後自動的にLINEアプリが起動し、宛先を選択すると手続きは完了となる。
なお、LINE送付の場合は、一回の注文につき送付先は一人に限定されており、支払い方法もクレジットカードのみとなっている。
まとめ
「はがきデザインキット2015」アプリの特徴は、移動中でもデザインできるほど簡単に年賀状が作成できることだろう。
豊富なテンプレートとスタンプでユニークな年賀状を作ることができるほか、スマートフォンのカメラを利用した写真挿入など、便利な機能が多い。
直感的に操作できるアプリであるため、タブレットなどの大きな画面を使用して親子で年賀状作りを楽しむこともできる。
また、年賀状一枚当たりの費用は、デザインを何種類注文しても変わらない。
子供は子どもの、親は親の年賀状をそれぞれデザインするのもよいだろう。