
郵便AR
まず、ARとは何かをまだ知らない人も多いのではないでしょうか?
AR(Augmented Reality)とは、拡張現実のことです。
ある部分をスマートフォンのカメラで写すと、「ある部分」に「拡張された情報」が重ねられて表示されます。
つまり、ある画像をスマートフォンのカメラで写すことで、別の動画の再生をすることができるのです。
写真に動画を記録できるこの機能は、2015年から本格的に導入されました。
FUJIFILMを始め、様々な企業で体験することができます。
有名な年賀状ARといえば日本郵便から、2015年の年賀状を楽しむためのスマホ・タブレット端末用アプリ「ゆうびんAR」です。
「ゆうびんAR」をスマートフォンにインストールして起動すると、年賀状を画面にかざすように促されます。
実際に年賀状の料額印面(表面)をかざしてみると、女性司会者がスマホ画面に現れたのち、日本郵便のキャラクター[ぽすくま]が立体的に表示されます。
郵便ポストに見え隠れするように振る舞う立体的な[ぽすくま]は、確かにかわいい。
そしてLINEを使った年賀状テンプレート選びで話題となっているキャラクターだけに、一見の価値はあるとおもいます。
乃木坂48
郵便ARといえば、年賀状親善大使を任命されたアイドルグループ「乃木坂48」のぐるぐるAR年賀状です。
「ぐるぐるAR年賀状」はapp store、google playで配信中の「郵便AR」アプリをスマートフォンにダウンロードし、お手元に届いた年賀状のおもて(宛名面)にかざすと画面に立体的な乃木坂46が表示されます。
このコンテンツはスマホをかざしながら回り込んだり年賀状を回したりすると、画面に表示された乃木坂46がクルクルと回るなどさまざまなアクションをします。
“推しメン”をセンターにできたり、メッセージやキャラクターが現れたりと、数々の“仕掛け”が施されているのが特徴です。
相手との関係によって動画を選ぼう
すでにSNSなどに自分で撮影した動画をアップした経験がある人なら、この一年のイチオシ動画をセレクトするのも手です。
仲のいい友達に送る場合は、共通の趣味や思い出にまつわる動画がおすすめで、忘年会で撮った動画を参加者に送るのも盛り上がるでしょう。
気になる異性に送るなら、自分がいちばん可愛く見える角度から自撮りした『あけましておめでとう』というメッセージ動画などで、自分の趣味を写した動画からおいしいおせちを手料理する動画など、各々のアピールスタイルでオリジナルのメッセージ動画を作るのもおすすめです。
特に重要なのは「相手との関係性に応じて動画を選ぶこと」です。
相手との関係性に応じて年賀状を作れば、「リア充自慢しやがって!」「モテ自慢か」などとイラッとされる心配もありません。
自分の顔写真をデカデカと年賀状に載せるのは抵抗があるという人は後ろ姿から始まるよう、トリミングするといいでしょう。
くるっと振り向き「あけましておめでとうございます!」というような動画ならサプライズとしての楽しさも加わって一石二鳥です