
紅葉祭り
近々久しぶりの連休がとれるようになった。
それでおれは遠出でもしようと情報を集めてみた。
誰もが口をそろえていうのは秋の季節しかみれない紅葉巡りだった。
空を覆い隠すほど広がる紅葉を冷たくなってきた空気のなか鑑賞する。
日々の生活で疲れた心身を癒すにはもってこいだなと思った。
検索でいろいろ調べてみると紅葉の季節に合わせた紅葉祭りの開催も地方で行っているみたいだったので、直観的に良さそうなのをピックアップしてみた。
深耶馬溪(大分県)
一目八景の散歩道。
九州の紅葉スポットとして筆頭にあがる大分県耶馬溪は、本耶馬溪、裏耶馬溪、奥耶馬溪に分かれる。
深耶馬溪は、山国川の支流山移川沿いの渓谷で狭い谷に絶壁や石柱が屏風のように連なり、一目で八つの景色を見渡せる景勝地「一目八景」からの展望は見事で、秋の紅葉が美しい。
紅葉を眺めながら歩く散歩道がおすすめで、特に麗谷コースは片道約30分の穴場だ。
寒霞渓(香川県)
ロープウエイから眺める紅葉は圧巻。
日本三大渓谷美のひとつに数えられ、日本屈指の名勝地。
深く切れ込んだ渓谷の中をゆくロープウエイは2015年7月にリニューアルされ、広々とした車窓から寒霞渓自慢の渓谷美と瀬戸内の海岸美を一度に堪能できる。
秋には島全体が紅葉し、特に寒霞渓周辺の奇岩にそった紅葉が素晴らしい。
また春の新緑、夏の碧も美しく、四季を通じて楽しめる。
鰐淵寺(島根県)
弁慶が修業したされる由緒ある寺 鰐淵寺は海に近い山岳に建てられた天台宗の由緒ある古い寺で、弁慶が修業したという伝説も伝えられている。
四季折々の風情を持つ霊境だが、特に紅葉の時期は、本坊前の川端から本堂へ向かう参道の石段まで一帯がまるで紅葉のトンネルのようになる。
11月中旬~下旬には鰐淵寺紅葉祭りが開催される。
比叡山(滋賀県)
深山の紅葉を眺めながらのドライブは別格 比叡山の紅葉は平地より一足早く、深山の趣もひとしお。
中でももみじ祭りは最も見事な横川地域で行われる。
比叡山へは比叡山ドライブウエイであがることができる。
このドライブウエイは比叡山の山ひだを縫って走り、カーブが多いが京都、大津市街、琵琶湖が望める快適な展望コースとなっている。
また、この終点となる延暦寺根本中堂から横川地域のある奥比叡ドライブウエイに続いている。
恐山(青森県)
紅葉と水面に映る宇曽利山湖周辺の山々が美しい。
日本三大霊地の一つ、恐山にあり、八葉の蓮華にたとえられる山々に囲まれた宇曽利山湖は、山々が一斉に色づき、湖にその姿を映し出す紅葉スポットだ。
周囲約12.5kmの湖周辺にはカエデ、ブナ、ウルシなどの森が広がる。
例年10月中旬から11月上旬まで紅葉を眺められ、訪れた人々の目を楽しませる。
10月10日(土)から12日(祝)には、恐山秋詣りを開催。
期間中はいたこの口寄せも行われる。
支笏湖(北海道)
透明度の高い支笏湖に映る色鮮やかな紅葉 日本有数の透明度を誇る支笏湖は、札幌からも近く、日帰りでも楽しめる観光地として人気。
シナノキ、イタヤカエデ、ヤマモミジ、ナナカマド、イチョウ等の森林に囲まれているため、湖周辺の展望台や道路、遊覧船内からはもちろん、湖岸のいたるところから紅葉を見ることができる。
特に、恵庭岳、風不死岳、樽前山、紋別岳の紅葉は絶景だ。
毎年、10月上旬から10月中旬が見頃。