
三大特選紅葉バスツアー
秋の紅葉巡り、各地の観光名所を調べてみて、休みを利用してその地に車で出かけるのも一つの楽しみでもあるが、観光所の案内で進むバスツアーで秋の紅葉を楽しむのもひとつの手でもある。
バスツアーの場合行き先の行程が初めから決められているのでゆっくりと紅葉を楽しむというのは難しいが、その土地のプロガイドがしっかりと踏査しているから、しっかりとその土地の紅葉を楽しむことができるから失敗はすくない。
奈良公園・談山神社(奈良県)
奈良の紅葉名所として、ツアーでよく訪れるのは「奈良公園」と「談山神社」が定番。
奈良公園
奈良公園は、「東大寺」「興福寺」などの奈良を代表する名刹や、毎年多くの人が訪れる「正倉院展」が行われる「奈良国立博物館」などが園内に建てられている東西4km、南北2kmにも及ぶ広大な敷地面積を持つ、奈良市を代表する観光スポット。
若草山の山姿を背景に、園内のいたるところでのんびりと過ごす鹿たちと逢うことのできる公園。
モミジやイチョウ、ナンキンハゼなど多種類の紅葉が初冬まで楽しむことができる。
燃えるようなモミジの紅葉が、壮麗な朱塗りの「十三重塔」を彩る写真を見たことがあるだろうか?
談山神社
談山神社(たんざんじんじゃ)は、大和路を代表的する紅葉の名所であり、木造としては我が国唯一の「十三重塔」が彩られる様は、一度見たら忘れられない、見事な全山紅葉である。
「藤原鎌足」が祀られており、藤原鎌足と中大兄皇子が大化の改新の相談を行った場所として有名で、「謀を談じた山」にあるので、この社名がついたといわれる。
秋は約3000本のカエデが、社殿の朱色と競うように赤や朱色に燃え立ち、三間社春日造の本殿には藤原鎌足像が祀られており、日光東照宮のモデルになった社ともいわれる。
苗場ドラゴンドラ・田代ロープウェイ(新潟)
紅葉時期の苗場は、「ドラゴンドラ」「田代ロープウェイ」という2つの乗り物が人気。
苗場ドラゴンドラ
長さ5,481m・乗車時間片道約25分。
大迫力の紅葉パノラマを、長い時間楽しむことができることでも有名。
最初の山を越えると、川へ向けて、まるでジェットコースターのような紅葉の急勾配が眼下に広がります。
空中より眺めるダイナミックな紅葉の渓谷は、必見である。
田代ロープウェー
中間部通過時の瞬間地上高が、なんと日本一の230m サンシャイン60の高さに匹敵する。
標高1,413mの山頂駅では、「田代湖」や「苗場山」などの雄大な山々を見渡しながら、表情豊かで広大な紅葉の世界を堪能することができる。
菊池渓谷(熊本)
赤や黄色に色づく木々と、コバルトブルー、エメラルドグリーンの渓流とのコントラストは、圧巻の美しさである。
阿蘇外輪山源流の菊池川にかかり、瀬や深淵が次々と展開する約4kmの渓谷には遊歩道もあり、秋には渓谷におおいかぶさるように迫る広葉樹林が紅葉し、すばらしい景観をつくる。
秋の佳境
そろそろ秋の行楽シーズンも佳境を迎える。
人間の一生というのは、大局的に見れば、一日一日にさほど大きなちがいはない。
食事をし、仕事をし、睡眠をとることの繰り返す日々だ。
その年の春夏秋冬を、楽しむべき場所で、ゆっくりと堪能する。
何事も人生とは選択であり、良い人生とは良い選択なのだから。