
日本の秘湯とは?
10月10日に、テレビ東京系の土曜スペシャルで紹介された、日本の秘湯をこちらにも書きます。
秘湯自体は、沢山ありますので、これ以外のも紹介をしていけたらとは思っていますので、こうご期待!
まずは、そもそも、秘湯って?って思い、調べてみました。
秘湯とは?
主に山奥などの交通の便が悪い場所に存在する温泉のことで、読んで字の如く、秘=他人に知らせたくないような温泉のことを秘湯と呼びます。
秘湯と呼ばれるものの中には、「野湯」というものもあります。
野湯とは、その源泉を利用した旅館やホテルなどの商業施設がなく、さらに敷居などもなく、温度や泉質を調整していない温泉のことを指します。
しかしその一方、近年は秘湯もブーム化するなどして観光客に好まれるようになったため、元々のイメージにあった秘湯ではない「秘湯」も増える傾向にあります。
現代で「秘湯」と呼ばれる温泉の中には、多少アクセスが悪い場所でも、旅館等が隣接しており、アメニティ等が用意されている温泉地もあります。
それでは、この秋に入ってみたい秘湯ベスト10を発表します。
今秋入ってみたい秘湯ベストテン
10位 雨飾温泉(新潟県)
登山客を癒す山小屋の秘湯!
日本秘湯を守る会加盟の「雨飾山荘」だけが営業している一軒宿の秘湯です。
雪などのため、5月中旬?11月中旬だけの営業となり、期間外は閉鎖さ日本百名山の一つ雨飾山への登山基地となります。
雨飾山荘は山小屋であるため、部屋にテレビがなかったり、食事が豪華ではないなどの点を理解して宿泊してください。
しかし、海が近い事から、海や山の幸を使った料理が出てきます。
特に糸魚川根地地区の名産品である「おててこ米」は人気です。
味が忘れられずお土産に持って帰る人もいるそうです。
山小屋ではあるが、混雑期以外は個室としてくれます。
しかし、混雑時は相部屋となり、かなり混雑する時もあります。
雨飾温泉には内湯と露天風呂「都忘れの湯」があり、とてもつかり心地は良いそうです。
9位 奈良田温泉(山梨県)
温泉好きの主人もすすめる絶景!渓流露天と女性が喜ぶトロ~リ美肌の湯・・・
南アルプスの急峻な山懐に抱かれた、流れ落ちる清流と小さな湖のある素敵な秘湯です。
当地に残る孝謙天皇の伝説によると、この地で8年間湯治を行ったと伝えられてられています。
初めは奈良田より南にある西山温泉を訪れ、その後霊泉を求めてさらに奥へ入ると奈良田の地を見つけ、「奈良の都は七条なるが、この地は七段。ここも真に奈良である」と言い、遷居したとされています。
開湯はそれ以前との言い伝えられおり、孝謙天皇の言葉によりこの地が「奈良田」と名付けられたと言われている。
1953年(昭和28年)に西山ダム(奈良田湖)ができた際に奈良田の集落はダムに沈み、奈良田温泉の歴史は一度途切れますが、1977年(昭和52年)に奈良田温泉の復活を図るため山梨県企業局が源泉調査を実施し、翌1978年(昭和53年)に深度212m地点で温泉が湧出、1979年(昭和54年)に町営施設「奈良田の里温泉」として開業し、温泉地として復活を遂げました。
その後、1997年(平成9年)に元源泉近くの白根屋駐車場付近でも掘削が行なわれ、地下500mで湧出もしています。
日々に7色以上の泉色が出たため「七不思議の湯」として開湯しています。
周囲は南アルプスの自然に囲まれており、白峰三山縦走路である、広河原から北岳、間ノ岳、農鳥岳からの下山口や登山口として使用されています。
縦走する多くの登山者は奈良田温泉より北に位置する広河原から入山し、概ね二泊三日の行程で白峰三山を歩き奈良田温泉へ降りてきます。
近代登山の初期には奈良田温泉付近の登山道には「白峰三山縦走おめでとう」という看板が掛けられ登山者の名物となっていましたが、現在は撤去されています。
8位 平内海中温泉(鹿児島県)
1日に3時間限り?の秘湯
屋久島の南端の磯の中から湧き出ている温泉です。
海面下にあるため、一日二回の干潮前後の5時間しか姿を現さないため、1日3時間限りの温泉といわれています。
満潮時は海中に沈みますが。入浴料金は無料です。
ただし、管理人が整備のための募金(100円程度)を求めています。
混浴で、特に脱衣所等は設けられていないために、岩陰で着替えることになる。
今峪ファンの男子にはおすすめのスポットですね!
7位 大平温泉(山形県)
母娘女将が守る秘湯の一軒宿
標高1080mの高所に日本秘湯を守る会にも属する一軒宿「滝見屋」のみ存在します。
一軒宿が有する川沿いの露天風呂が有名です。
ここで、鋭気を養い、明日の糧にしてみてはいかがでしょうか。
6位 祖母谷温泉(富山県)
トロッコ列車でいく秘湯巡りしてみませんか?
欅平駅よりの道、名剣温泉の先に1軒宿の山小屋、「祖母谷温泉小屋」が存在します。
旅館ではなく山小屋なのでので、相部屋であることや、自家発電であり消灯時間があることなどを理解して宿泊する必要があります。
営業は5月から11月末までの季節限定で、収容人数50人となります。
祖父谷(じじだに)と祖母谷の合流地点にあり、温泉名もこれに由来します。
少し上流の川原から温泉が噴出している「祖母谷地獄」があり、ここで岩などを組み川水と調整して手製の露天風呂(野湯)が作成できます。
下流の名剣温泉にはこの祖母谷地獄からの温泉を配湯してます。
5位 ニセコ温泉(北海道)
色が変わる!?魅惑の秘湯
ここは、別名五色温泉郷といわれています。
なぜかというと・・・
透明な泉質なのですが、色が変わるということから、五色温泉郷といわれています。
冬は、スキー・スノボー等の疲れを癒すにももってこい!
この秋のニセコアンヌプリとイワオヌプリの山の絶景を見るのもよいし、四季折々、楽しんでみてはいかがでしょうか。
4位 三斗小屋温泉(栃木県)
栃木県那須塩原市(旧国下野国)旧会津中街道の三斗小屋宿近くにある板室温泉郷エリアの温泉です。
江戸時代には『那須七湯』を構成する温泉に数えられ、現在でも那須温泉郷を構成する温泉として数えられています。
アクセスは徒歩のみ、トレッキング程度以上の装備が良い。
温泉地は周囲を那須町に囲まれた那須塩原市の飛び地にあり、谷を下って約3kmの地に旧会津中街道、戊辰戦争の古戦場・三斗小屋宿跡があります。
旅館は、山小屋風旅館の大黒屋と煙草屋の2件だけと秘湯です。
冬期休業。電力の供給はなく、各山小屋の自家発電が行われているため、9時以降は消灯となります。
1999年までは日帰り入浴ができたが、2013年現在不可能となっています。
3位 乳頭温泉(秋田県)
秋田県仙北市、十和田八幡平国立公園内乳頭山の山麓に点在する温泉の総称で、温泉郷となります。
「鶴の湯温泉」から最奥の「黒湯温泉」の六軒の一軒宿、および「休暇村乳頭温泉郷」の計7つの宿で構成されています。
また、乳頭山登山道には一本松温泉というかつての温泉場跡地の野湯も存在しています。
温泉郷内の各宿を湯巡りできる湯巡り帳を発行しており、郷内の各宿で日帰り入浴を1回ずつ楽しめます。
ただし、これは宿泊者のみが購入できるものです。
この湯巡り帳は有効期間が1年と長いのが大きな特徴であり、有効期間内であればいつでも使用することが可能です。
1967年(昭和42年)10月19日、国民保養温泉地に指定されています。
2位 新穂高温泉(岐阜県)
岐阜県高山市(旧国飛騨国)奥飛騨温泉郷にある温泉地で渓流の露天が絶景です。
新穂高ロープウェイの駅があり、北アルプス・穂高連峰の登山基地ともなっています。
また寸志で入浴可能な露天風呂「新穂高の湯」や、ロープウェイ近くのバス発着場には飲泉場があります。
1位 不老ふ死温泉(青森県)
一軒宿の「不老ふ死温泉」のみ存在します。
海辺の岩場にある露天風呂が有名です。
日本海に沈む夕日の写真が雑誌などで紹介されることが多い秘湯です。
ただし日帰り入浴は午後4時までとなります。
ひょうたん型の混浴浴槽のほかに、女性用の浴槽も近年設けられています。
CMの撮影に当温泉地が登場することもあり、近年ではトヨタ自動車のラクティスのCMに登場しています。
こんな感じですが、行きたいところはありましたか?
季節限定や、あまり、入れないところだと大変ですけど・・・秘湯って聞くと、行ってみたいですね!