
ニットのお手入れどうしてますか
これから寒い時期が訪れ、ニット地の洋服が活躍する機会が多くなります。
お気に入りのニット地の洋服を着て、寒い冬も快適に過ごしたいところですが、やはり気になるのはニット洋服の「しわ」ですよね。
普通、洋服にしわが寄ったらアイロンをかけて熱で伸ばし、しわ取りをしますが、ニットの場合にはそう簡単にしわがとれません。
ではニットの場合にはどうやってしわを取るのでしょうか?
おすすめは「蒸気アイロン」
蒸気アイロンは、熱と蒸気の合わせ技で服の素材のしわをとる=つまり、伸ばすということですから、通常の熱アイロンよりも、アイロンをかけたときに素材が柔らかくなり、しわがとれやすいということです。
蒸気アイロンでアイロンがけをする場合には、電気アイロンと異なり、アイロンを押し付けるようにはせず、蒸気をかけてから、手で優しくおさえます。
注意するポイント
このとき、やわらかくなった素材を引っ張ったり強く押さえたりしてしまうと、今度はしわを取るどころか、びろびろに伸びてしまったり、それがもとに戻らなくなってしまったりします。
この点は、蒸気アイロンを使用する際の注意点といえるでしょう。
蒸気アイロンをあてるとき、重要なのは「繊維がどの程度やわらかくなっているか」ですが、これは繊維が含んでいる水分量に比例すると言っていいでしょう。
そのため、蒸気アイロンでもなかなかしわが取れないというような場合には、霧吹きなどで軽く水分を含ませてあげると、よりしわが取れやすくなります。
電気アイロンでしわが取れないとイライラしたり焦ったりしがちですが、このように使用する機材を代えたり、手順を見直すことで、驚くほどすんなりとしわ取りができるようになったりします。
焦って力づくでのばしてしまうと、二度と復活できなくなってしまうことも…そうなってしまったら、悲しいですよね。
正しい手順で洋服のメンテナンスをしてあげて、ぜひ長くお気に入りのニット服を着たいですね。
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