
浅草、と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
やはり下町情緒や、雷門でしょうか。
あるいは最近ですと、スカイツリーを思い浮かべるという方もいらっしゃるかもしれません。
多くの方が思い浮かべるとおり、浅草は歴史のある街です。
そのため、浅草で商う商店や飲食店も非常に歴史が深い店があります。
うなぎ料理店についても、その例から外れるものではありません。
浅草のおすすめうなぎ屋
鰻やっこ
明治時代からお店が続いている、創業から100年、200年、江戸時代後半から営業している、というお店もあります。
たとえば「鰻やっこ」は、江戸時代後半から続く老舗で、質の高いうなぎを提供しています。
歴史上の人物として有名なジョン万次郎や、勝海舟もこのお店を利用したと言われています。
うなぎ 色川
また、「うなぎ 色川」は1861年に創業したという、こちらも歴史あるうなぎ屋さんです。
甘目のタレとやわらかいうなぎの仕上がりがお店の特徴です。
浅草うな鐵
うなぎの味わい方にも、関東と関西で違いがあります。
関西風、あるいは名古屋でうなぎと聞けば思い浮かべるのは”ひつまぶし”でしょう。
「浅草うな鐵」というお店では、関東風と関西風、それぞれの焼き方でうなぎを堪能できるほか、ひつまぶしも楽しむことができます。
もちろんうな重として食べることもできますので、”いつものうな重”として楽しみたい方にも、”たまにはひつまぶしというのも食べてみたい”という方にとっても嬉しいお店です。
店舗で違うタレの味
また、うなぎの食べ方にはタレも重要です。
浅草の老舗うなぎ店では、それぞれのお店ごとにタレにも工夫が凝らされており、たとえば甘みの強いタレはうなぎのふっくらとした美味しさを引き立たせます。
一方でタレの甘さが控えめになるとすっきりと上品な味わいになります。
また、辛口のタレもあり、こちらは醤油ベースの味と合わせるとおいしく、引き締まったおいしさを味わうことができます。
お店ごとに独特のタレ、秘伝のタレを使っていることが多く、同じ”うなぎ”という食材を使っていても、まったく異なる味わいを楽しむことができるのは浅草の老舗うなぎ店の魅力のひとつといえるでしょう。