衣替えの歴史と知っておきたいポイント

夏服1

最近は、クールビズ等もあり、衣替えをあまり感じなくなってきましたが、 学校の制服や、職場で制服がある場合、6月に冬服⇒夏服へ衣替えしてるのではないでしょうか。

学生のころは、夏服になるとなんか、胸が躍ったのは自分だけ?でしょうか。

【衣替えの歴史】

衣替えの歴史は、平安時代にさかのぼります。

1.平安時代

宮内行事から、始まりました。

中国の風習に倣って旧暦の4月1日および10月1日に夏服と冬服を着替えると定め、 これを「更衣(こうい)」と呼んだそうです。

しかし、天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も更衣と言い、後に天皇の寝所に奉仕する 女官で女御(にょうご)に次ぐ者を指すようになったので、 民間では更衣とは言わず衣替えと言うようになりました。

これが始まりのようです。

季節による取り替えは衣服以外についても、女房(貴婦人)が手に持つ扇も決められていて

  • 冬は桧扇(ひおうぎ=ヒノキ製)
  • 夏は蝙蝠(かわほり=紙と竹製の扇)

を手にしていました。

鎌倉時代になると、更衣は衣服だけでなく調度品までとり替えることを含むようになり、これが、江戸時代に入るまで、続けられていました。

2.江戸時代

江戸時代になると着物の種類が増え、幕府は公式に年4回の衣替えでの出仕を 制度化しました。

武家の制服は

  • 旧暦の4月1日 – 5月4日が袷(あわせ=裏地付きの着物)
  • 5月5日 – 8月末日が帷子(かたびら=裏地なしの単仕立ての着物)
  • 9月1日 – 9月8日が袷
  • 9月9日 – 翌年3月末日が綿入れ(表布と裏布の間に綿を入れた着物)

とされ、一般庶民もこれに従わされました。

3.明治時代以降

明治政府は洋服を役人・軍人・警察官の制服に定め、 夏服と冬服の衣替えの時期も制定しました。

明治6年(1873年)1月1日より新暦(太陽暦)が採用され、

  • 太陽暦6月1日 – 9月30日が夏服
  • 10月1日から翌年5月31日が冬服

と定められました。

これが、今に至り、学生服に、次第に一般の人にも定着し、 官公庁・企業・学校が毎年6月1日と10月1日に衣替えを行うようになっています。

現在の着物(和服)の衣替えは

  • 太陽暦10月1日 – 翌年5月31日が袷
  • 6月1日 – 30日が単衣
  • 7月1日 – 8月31日が薄物(うすもの)
  • 9月1日 – 30日が単衣

とされています。

衣替えの時の整理は?

衣替えの時、自分もそうですが、整理ができず困ったことが多いと思います。

そんな時、簡単な整理方法として、3年以上着てない服は、 思い切って捨てちゃいましょう!

収納は、3パターンに分けると整理しやすいです。

1.たためるもの

普通に着ているトレーナーやTシャツ、Yシャツなんかがこれにあたります。

これは、収納ケースにラベルを貼ったり、ケースの中に収納ボックスの小さいもので 仕切りをつけると、整理しやすく、収納も楽です。

2.たためないもの

スーツ、学生服などしわになったら、アイロンをかけたりと大変なものがこれにあたります。

これは、クローゼットに入れるしかありませんが、ポールに仕切り等を設けると整理が 楽になります。

3.虫食いなどを考えなければいけないもの

セーターなんかがこれにあたります。

これは、たためるものと同じで収納ケースに入れて同じように整理することになりますが 防虫剤を必ず入れてくださいね。

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