
お中元を贈る相手を考える
ゴールデンウィークが過ぎると、必ず新聞のチラシに 百貨店の広告が入り、
7月のお中元シーズンがやってきます。
私のところでは、企業規則で贈答等が禁止されているので
毎年していませんが、その様な制約がないサラリーマンや
経営者など、お得意先へのご挨拶として贈答していますね。
そんな会社関係とは別に、親戚付き合いのためにしている方も
いると思います。結婚すると、いろいろと親戚付き合いが大変ですし、
少しでもコミュニケーションをとることをしないと、
長年の付き合いも上手くいかないことも多いですしね。
お中元やお歳暮などは、毎年減少傾向にあるそうです。
『ご挨拶だから』と続けている方もいらっしゃるでしょう。
皆さんは、贈答する方々の総額を決めてから1件当たりの
金額を算定されていますでしょうか?
それとも、 お贈りする方々に合わせて個別に金額を決めていますでしょうか?
給料の上がらないご時勢では、なかなか難しいところもあると思いますが、
件数を減らず訳にいかないですしね。
私のところでは、結婚後、親戚だけには贈答をしています。
皆さんは、どんな方に贈答していますか? 結婚してすぐなら仲人や晩酌人、
一般的には親戚、 お世話になった恩師、会社の上司、といったところでしょうか。
また、持病などで通院されている方であれば主治医、
自己啓発で始めたお稽古の先生、学習塾の先生にも 贈答される方も
いるでしょうね。
受け取れない方もいるので注意が必要
でも、注意が必要な場合があります。
宗教上の理由で贈答が受け取れない方もいらっしゃいます。
なかなか難しいことですが、最初に贈られる際には、 確認しておいた方がいいと思います。
また、あまりこういったことはありませんが、
6月~7月に万が一選挙中の場合、注意が必要です。
贈ることも贈られることも。 日本の昔ながらの習慣のひとつですが、
現代社会では挨拶 だけでなくいろいろな意味を
持たせているみたいですから、 純粋な気持ちで贈答される
気持ちを一番大切に、お贈りする相手を選定したいものです。