
花火大会や夏祭りで男の人が甚平や浴衣を着ているのを見ると、
普通の服を着ている時より2割増し位かっこよく見えませんか?
浴衣に着られてるんじゃなくて、きちんと着こなしていたら尚更かっこいいですよね。
最近は着てる人の方が断然少ないんですが、浴衣って凄く着るの簡単なんですよね。
なので是非これを見て男性の皆さん今年は浴衣デビューしてみてはどうでしょうか?
きっと女性からも魅力的に見えますよ。
まずは浴衣の着方ですが、
1.浴衣をはおり肩からまっすぐ落ちるように整えます。
2.浴衣の衿の端を持ち両手を広げ、背中の縫い目が真ん中にくるように合わせます。
3.背中の中心がずれないように気をつけてまず右手で持った上前を左脇に入れます。
4.左手で持った上前を前に持っていきます。
5.のどの下のくぼみが見える程度にしっかり衿を合わせます。
6.右手で押さえながら左手で腰紐をとります。
7.右の手にも紐をわたし左手を左へすべらせながら紐で押さえます。
8.両手で腰骨の上辺りを押さえるようにします。
9.紐を前から後ろに回して交差して前へ持ってきてギュッと引っ張ります。
気持ち後ろ上がりに回しましょう。
10.体の中心から少し横で左右を重ね、下の紐を体側の紐に下から二重に回してからめます。
難しい場合は一回結んで左右に引っ張るだけでも充分です。
11.左右を逆に引き紐の残りを脇に挟み込むとスッキリします。
12.背中の中心がずれないように余ったところを脇へ持っていきます。
13.しわを脇に寄せたり衿を深く合わせたりして前も整えます。
あまり細い場合はさらしを巻くなどして少し補正をするとかっこいいと思います。
着る時に注意したいのは衿がダブついていないか、
腰紐の位置は腰骨の高さになっているかです。
帯の結び方は男性の場合はメジャーなのは2種類でしょうか。
きりっとした浴衣姿には角帯で結ぶ貝の口の帯結びがおすすめです。
後ろを上げて前下がり気味に締める事で凛々しい雰囲気を演出してくれます。
1.手は輪を下にして二つ折りにし、中央から30㎝程度に手の長さを決めます。
2.後ろから前へ、たれを胴にひと巻きし一度キュッと締めておきます。
3.さらに胴にふた巻きして、余ったたれを内側に折り込みます。
4.手とたれを中心で合わせ、手よりたれがやや長くなるようにします。
5.手を下、たれを上にして交差させます。
6.キュッとひと結びします。
ここでしっかりと締めておくと着崩れしません。
7.たれを下ろし内側へ三角に折り曲げます。
8.折り曲げた輪の中に手を通します。
9.強く引っ張りすぎると形が崩れるので注意しましょう。
三角に折り上げたたれの角を整えます。
10.帯を両手に持ち右から後ろへ回します。
11.結び目を後ろ中心より左右どちらかに少し寄せて完成です。
この手順でやってみると、
男性でも初めてでも簡単に浴衣がかっこよく着れますので試してみて下さい。