
ゴールデンウィークが終わるころからなんとなく忍び寄る梅雨の気配がありますよね。 すっきりしない天気が続いたりして、そうこうするうちに沖縄梅雨入り宣言があったりします。
そういう梅雨入り宣言を聞く前にお部屋の中のカビ対策をしっかりしておきましょう。
≪ 梅雨の前のカビ対策とは? ≫
ではどのあたりを気を付ければいいのでしょう? お部屋全部といいたいところですが、
・お風呂全体
・トイレの便器周辺
・換気していない部屋(空気が滞っている)
などを一番に考えて対策していきたいと思います。
≪ カビの種類 ≫
カビと一言に言っても実は大きく分けて3種類あるのをご存知ですか?
・黒カビ
・赤カビ
・青カビ
です。
カビの種類といえば実は数万種もあるのです。 そして家庭内で見られるカビは30種類ほどですが、それらを大きく分けると上記の3種類に分けられるのです。
「黒カビ」
黒っぽく見えるカビのことです。 これはお風呂のパッキンなどに多く見られるカビです。 低温、乾燥に強いので、梅雨の時期でなくとも繁殖します。 まめにお掃除しないと大変な事になってしまうカビですね。
【対策方法】
黒カビはアルコールなどの消毒に弱いという面があります。低温に強いのですが、高温には弱いために掃除後に熱めのお湯をかけると予防にもなります。
基本的には
・こまめに掃除する
・湿度が高い環境が続かないように換気に気を付ける
・水分で濡れたままの状態にしない
などです。
また浴室の場合、タイルなどの目地には奥深くに菌が浸透しているために、キッチンタオルのような厚めの材質の紙などにカビ用の洗剤を湿布して掃除することが効果的です。
「赤カビ」
赤カビとはこれもお風呂の床などに現れるカビの種類です。 白いタオルがポツポツとピンク色になった事はありませんか?
私は子供のカーゼを濡れた状態で丸めたまま放置してしまったことがありました。
そしたらところどころピンクになっていて、かなりぞっとしました。
人の垢や石鹸かすなどが繁殖のもとになりやすいのでそれを掃除することが大事です。
【対策方法】
赤カビには重曹が効果的といわれています。
というのも赤カビの発生原因の人の垢や石鹸かすに対して重曹が効果的に作用するからです。
重曹と熱めのお湯を合わせておき、それを床に流した後に水で流すといいそうです。
また洗濯槽に洗濯物をいれたまま放置しないで、洗濯する直前までかごなどに入れて洗濯する時に洗濯槽にいれるようにするとタオルなどにカビ菌が発生しにくくするとともに、洗濯槽にもカビが発生しにくくなります。
「青カビ」
ミカンなどが腐って青いふわふわとした状態のものがみかんを覆っているのを見たことがないでしょうか?
あれはほとんどの場合青かびです。 ほかには昔はお餅などにも発生していました。
またゴルゴンゾーラなどのチーズにも使われる菌でもあります。 だからといって青かびの発生した食品を召し上がることはおやめくださいね。
それほど身近な菌でもありますし、毒素が残りますので、カビを取っただけでは危険です。
発生場所は畳や押し入れなど、じめじめした場所ならどこでも発生します。
【対策方法】
黒カビ同様にアルコールに弱い菌です。 ですから発見したら消毒用のアルコールでお掃除しましょう。
また年二回の大掃除も効果的です。
風が通らない場所に空気を通すことで防ぐことができます。
いかがでしたか? 梅雨の時期のカビ対策を今年は万全にできそうですか?